IT時代の移り変わり

年号が昭和から平成に代わって30年が経とうとしています。
年号が代わった当初は、何も変化を感じられませんでしたが、こうして24年も立つと確かに時代が変わったと実感する事ができます。

ITと言う言葉が出始めたのは、2000年問題の頃でしたから、間もなく20年になります。
その当初もそれで何が変わったかと言うと何も実感しなかったのですが、やはり今で考えると時代の流れを感じます。まさしく、現代を一口で表現するとIT時代といえるでしょう。

今や携帯やコンピューターなどで、インターネットから情報を入手することはごくあたりまえになりました。スマホユーザーも多いので、よりインターネットは身近になっています。
しかし、平成に年号が変わった当初、またITという耳慣れない言葉が出始めたころ、インターネットに興味を持つ者はごく一部でした。私が今の現状をIT社会と表現するのは、何もインターネットの一般普及だけではありません。例えば企業の広告メディアも今はITが主流になりつつあります。多額のコマーシャル費用を要するTVと違って、ネットでは中小企業を始め個人事業主までが情報を提供しています。

また、今まで遠くに感じていた海外との情報取引も、今では瞬時にそれを行うことができます。
しかし、この時代はいいことばかりでもありません。ITが一般化された今、保険のセールスレディや支店の維持コストをなくして、極端な合理化に成功した保険会社は低価格の保険料で成功を収めました。保障やサービスが同じで保険料が安いのなら、それはそれで良いことではありますが、ただでさえ雇用募集数が少ない現在、他の金融関連も更なる合理化に取り組んでいます。

もっともそれが悪いと言うのではありません。 それこそが時代の流れでしょう。
今の厳しい社会、このITの特色を早くに掴んでそれに取り組んだ者が、この時代の勝者になるのでしょう。

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